おやすみくまさん

先日こちらを読みました。 まぬけなこよみ 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 大好きなのだ、津村記久子。 これは季節ごとの風物詩や祭りやモノや何やらにまつわる随筆集で…

こどもと季節

2月に産んだ子供が今月で10ヶ月になる。 晴れた日はほぼ毎日、子供と散歩に出かける。といっても子はまだ歩けないので抱っこなりベビーカーで。 夏はいろんな声の蝉が鳴き、黒、黄色、薄紫、青、いろんな色の蝶が舞い、草木も鬱蒼として辺りは生命の気配に満…

9ヶ月ぶん

短歌の目企画がお休みに入り、私もすっかり休んでしまいましたが、また何かを書きたいような気持ちになってきたので書くことにしました。 今年の2月に子供を産んで、それから、短歌の目のお題と関係なくつくったもの(と、お参加後にお題で思いついたもの)…

短歌の目8月(朽ちてゆく赤)

短歌の目、参加させていただきます。 (先月は日付変わってしまって間に合わず) よろしくお願いします! 8月題詠 5首 1. 流 ぽつぽつと流れる花を追いかけてこんなに遠く 後悔はない 2. 囃 囃すように傷つけてきた八月の道のうえには今も満月 3. フラット …

短歌の目7月(幾重にも)

今月も参加させていただきます。 よろしくお願いします。 7月題詠 5首 1. 透 太陽に透かしてみれば幾重にも幾千重にもつらなる私 2. ホイップ 水蒸気ホイップしてよ夏空に倦怠まとい白き塔立つ 3. 果 アスファルトぐらぐら煮えてまたひとつ夏に果てたるいき…

短歌の目6月(そのつぎの町)

今月も参加させていただきます。 久しぶりに早めにできた! と思っていたけど、もう29日だし6月って30日までなので1日早いだけでした。なんだ。 題詠 5首 1. クリーム 自意識でがんじがらめの思春期よソフトクリームに歯をたて齧る 2. 溝 側溝を流れる闇のそ…

短歌の目5月(あかあおきいろ)

今月もよろしくお願いいたします。 題詠 5首 1. 青葉 青葉闇あまく匂って永遠に届かぬままの告白を聴く 2. くつ(靴、屈、窟など他の読みかたも可) たいくつな日々のほとりで夢を見るあかあおきいろ架空の世界 3. カーネーション 鉢植えは猫がかじってしま…

短歌の目4月(綿毛は笑う)

今月も参加させていただきます。 1. 皿 紙皿のうえにぽたりと日は落ちてああまた容赦なく夏が来る 2. 幽霊 日だまりの幽霊屋敷にふわふわと綿毛は笑う こっちへおいで 3. 入 地下室に入りきらない思い出や諦念がドライアイスのように 4. うそ(嘘、鷽、獺も…

短歌の目3月(あまりに白く)

今月もぎりぎりです。どうぞよろしくお願いします。 題詠 5首 1. 草 春ならばしろつめ草の咲く団地 幼い私をみどりに染める 2. あま 手のひらはあまりに白く小さくて空へ向ければただただ未来 3. ぼたん あの日々のすべてをさらっていった人 うすむらさきの…

短歌の目2月(あわいあおぞら)

ぎりぎりですが今月もよろしくお願いします。 題詠 5首 1. 洗 からからで息ができない薄皮を洗い流せる雨をください 2. 鬼 嘘つきで正直な眼の鬼たちは疲れた君にきっとやさしい 3. 入 入り口の狭さ暗さにあきらめたあの道をいつかだれかが通る 4. チョコ 義…

短歌の目1月(どうして星が)

短歌の目1月。今月も参加させていただきます。 題詠 5首 1. 編 編み込みも大人になればできるはずだった 優等生のはるちゃんみたいに 2. かがみ(鏡、鑑も可) いつのまに鏡の世界をあきらめて生きていくこと決めたのだろう 3. もち 雪の日はおもちもちもち…

マタニティブルー的なものを分析してみる、その2

前回の記事に続いて、不安なこと、ふたつめ。 出産といえば、鼻からスイカと言われるくらい、とにかく死ぬほど痛いというが、実は私は、痛み自体はそれほど怖くはない。 もともと生理痛がかなり重く、痛みで意識が飛んだことがあるくらいなので、分娩中に気…

マタニティブルー的なものを分析してみる

いよいよ臨月に突入しました。 夜になると謎の不安感で苦しくなり、これがマタニティブルーというものなのか、なんなのか。 楽しいこと、楽しみなことは山のようにある。それでも、これから始まる日々は、たぶんなにもかもが新しい。変化に不安はつきものだ…

ご挨拶と、母体という容れ物のこと

あけましておめでとうございます。 去年の4月頃に開始し、妊娠してから放置ぎみになっていたところ、短歌の目さんのおかげで11月から再びやる気を取り戻してきたこのブログですが、今年も細々と続けていけたらなあと思っております。 来てくださる皆様、本当…

神様と自由と私

前回、「短歌の目」に参加させていただいて、気づいたことなど。 前回の最後にも書いたように、数年前に作った歌には、神様、あるいは自由、という言葉が頻繁に出てくる。 まず、神様について。 神様の城のふもとに住んでいた怖いものなどなにもなかった 私…

短歌の目12月(神様の城)

短歌の目12月、今回も参加させていただきます。 1. おでん 染まらないのは美しく寂しいことだ はんぺんの白がおでんに浮かぶ 2. 自由 欲しいのは音楽とかぎりない自由 紅いあじさいベランダに置く 3. 忘 大昔忘れてしまった約束も思い出せぬまま母になります…

あのころ作った歌、2008年前半

今月も「短歌の目」に参加させていただこう、と思うのだけど、まったくもって、するりとは出てこない。 かつては毎日のように作っていたのに。 たぶん、今よりも体の中に五七五七七のリズムが自然にあったのだと思う。 ということで、それを取り戻すべく、図…

いまさらながら紅葉

先週末、近所の禅寺に紅葉を見にいってきた。 去年はちょうどピークの時期に行くことができて、今年も同じタイミングを狙ったのだが、残念ながらもう終わりかけだった。 ここは赤い紅葉が多いのが魅力なのだけど、赤いもみじは枯れはじめているものが多く、…

ついでに昔の歌と、記録すること

ここ数ヶ月、ふと思い出したように、妊娠したのだから今しか詠めない短歌を、と考えていたのだが、これがまったく浮かんでこない。 そんな時に「短歌の目」をたまたま目にして、作った歌は、やはり妊娠とも出産とも家族ともなんの関係もないものになった。 …

短歌の目11月、初参加(きつねのためいき)

短歌の目! 初めて参加させていただきます。ずいぶん前にどなたかのブログで見かけ、なにそれ楽しそう、私もやってみたい、と思ったのが、はてなブログを始めたきっかけのひとつだったことを思い出しました。 再開されていたなんてうれしい。 どうぞよろしく…

日記を書く

水曜日、曇り、休み。昨日からふわふわとめまいがするので、夫の弁当を作って見送るとまた横になる。猫にはてきとうにカリカリだけ与えてきたら、これじゃないでしょー! 朝はパウチでしょー! と鳴いているのが聞こえる。あとであとで。 そのうち自分もおな…

なあなあで仕事をする人たち

12月頃には仕事を辞めるので、その前に、仕事について思うことを書いておく。 辞めたら、しばらく再就職はしないかもしれないので。 現在、パートで事務の仕事をしている。もうすぐ三年半になる。仕事にはストレスはつきもので、パートとはいえ私にもそれな…

だめな自分もまるごと愛する、ということ

普段そんなにアニメは観ない。 他のプリキュアも観ていない。 でも、ハートキャッチプリキュアは本当に大好きだった。放送当時、たまたま母の日の回(名作)を観て、現在の夫と二人でぼろぼろ泣き、それから毎週観るようになったのだった。 数年前にテレビ神…

笑顔ひとつを武器にして

20代後半のある時期、笑顔が武器だと、立て続けに言われたことがある。 そもそも「笑顔は最大の武器であるなあ」というのは、私自身がそのころ(正確にはその少し前)好きだった人に対して思っていたことだった。 ならば私にとってもそれは武器になりうるの…

友情、努力、その他

ジャンプで連載していた「ニセコイ」が完結しましたね。単行本派の人はネタバレになるので、もしいらっしゃったらお引き取りください、すみません。10話くらい前から、これはまずいな、これダメなやつだわ、と予測できていたけど。こういう、ヒロインがたく…

つわりと精神論

つわりがきつい、といっても、吐きつつもなんだかんだ食べられてはいるので、こんなのきついうちに入らないのかもしれないけど、きついものはきつい。海亀のように涙を流しながら胆汁を吐く日々。つわりの原因やメカニズムは未だ完全には解明されていない、…

母の不用意発言に惑わされる話

私の母はちょっとサザエさんに似ている。主にうっかりさとか、忘れっぽさ、不用意さが。そんな母のここ最近のベストオブ不用意発言は「うちは望んで子供ができたわけではないし、欲しいとも思ってなかった」である。それを長子の私に言っちゃうのだ、あの人…

はてなさんJR西日本さんありがとうございます

久しぶりにメールを見たら、はてなさんからメッセージが来ていて、先日のJR西日本マナーキャンペーンのお題でのまさかの入選。JR西日本「心温まるマナーの話」キャンペーン結果発表! 映像化される最優秀賞は、はてなブログから選出されました - 週刊はてな…

ZABADAKにまつわる記憶

10年前の冬、大学の後輩が亡くなった。いつもにこにこしている、猫と音楽が大好きな人だった。彼の音楽の守備範囲は広く、私が名前も知らないような海外の人も多かったけど、邦楽になると意外と趣味が似ていた。それほど親しいわけではなかったのに、なぜか…

妊婦向け雑誌の感想など

非日常が日常になりつつある妊婦生活。出勤日をなんとか乗りきるため、休みの日はひたすら休む。寝て食べて寝て、おなかがへって起きて食べてまた寝る。それがデフォルトになってきた。先月半ばに妊娠がわかって、とりあえず、何をしたらいけないのか、何を…