あじさい銀河



今日もお世話になります、マイお題。


あじさいの印象といえば、
おばあちゃんの家に咲いてる花(幼少期)
花のように見える部分は萼なのだと知って、ふーん、と思う(小学生)
紫陽花と表記することを知ってちょっと好きになる(小学生)
でもやっぱり地味だよね、と思う(中学以降)


あじさいを好きになったのは、社会人になって、初めてガクアジサイを知ってからだ。
通勤途中の歩道に植えられているのを見て、え、これ、もしかしてあじさい? と驚いた。
なぜかそれまで一度も出会ったことがなかったのだ、ガクアジサイ
東京のど真ん中に咲くその花は、光を浴びてとても輝いていた。
通勤が楽しみになるくらいに。


ここ数年、街で見かけるあじさいの種類がどかんと増えたように思う。
昔ながらの住宅街の中を通勤しているせいも大きいかもしれない。
みんな、家の前でそれぞれに好きな花を育てている。
本当は片っ端から写真を撮って歩きたいのだけど、人さまの玄関先で写真を撮るのはやっぱりちょっと気が引けてしまうので、我慢。  


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明るい日には上を向き


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雨の日には下を向く(同じ場所です)


あじさいを見ていると、なんとなく、宇宙のことを思う。
小さな花が無数に付いているのが宇宙っぽいのかも。
ひとつひとつがパラボラアンテナみたいに電波を受信しているようにも見えるし。


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光る空 あじさい銀河は波立ってビニール傘でいま空を飛ぶ