9ヶ月ぶん

短歌の目企画がお休みに入り、私もすっかり休んでしまいましたが、また何かを書きたいような気持ちになってきたので書くことにしました。

 

今年の2月に子供を産んで、それから、短歌の目のお題と関係なくつくったもの(と、お参加後にお題で思いついたもの)をいくつか

 

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街灯に九尾の狐のごとく影 好きなあなたを選ぶといいよ

 

子を抱きいのちを分け与える夜にアンパンマンの孤独を思う

 

手の中に暗闇を握りしめたままほほえみあってまばゆい真昼

 

やわらかくあたたかな背中をさすり真夜中わたしは宝石になる

 

カーネーション、カルナシオンと発すれば血肉の赤さ 生命の赤さ

 

とろとろととぎれない蜜もういっそ許してしまえあの夜のこと

 

一瞬の今、いま、が流れ落つ川を遡上してゆく七月の宵

 

永遠に聴こえつづける潮騒よ君が生まれたささやかな海

 

ころころとおなかをのりこえられるときくったりとしてパンダのこころ

 

夕焼けが世界を焦がす今日もただ生きていただけ 生きていただけ

 

 
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しばらく短歌ばかりだったけど、そろそろ文章も書こうかな…どうしようかな…

ブログ開設して1年半になるのに未だに模索中。決断力に欠ける