七十二候お休みします

遅れ遅れになりつつも半年ちょっと続けてきた七十二候の話ですが、全然追いついていないし、他の書き物に時間を割きたいこともあり、しばらくお休みすることにしました。平均五日ごとに更新、というのは考えてみれば毎週更新より多いわけで、よく(遅れつつも)半年も続けられたなという気持ち…自分に甘い…

他の書き物、というのは主に日記です。何年もつけてきた日記がこのところ、というかもうずいぶん前から滞りがちになっていて、日々成長する我が子にまつわること、日常の小さなことを、もっとちゃんと残しておきたいと思う。

もうひとつ、友達とのLINEグループで書いている小説が、放置されたままずるずる三年めに入ってしまったのでそれを今年中に片付けたいと思い、久々に手をつけてみたら楽しくなってしまったこともある。創作、楽しい。

 

七十二候をひとまわり、最後までやり遂げたいという思いもあって迷っていたのだけど、限られた時間を割り振る優先順位を考えると、こっちではないかなあ、と思う。こちらも書きはじめれば楽しいのは事実だ。だけど、五日ごと、という期限があるのがきつい。ああ次の候になっちゃう、書かなきゃ…と、日記を後回しにして書く。タイミングを自分で選べない。そもそもさっさと手をつけずに後回しにしているからそうなるのだけど。

 

タイミングを自分で選べない、と書いていて思い出したことがある。最近気づいたこと。

 

時々どうしようもなく、あー、生きるの面倒だな、と思う。

子育てしていると生活のペースは子供中心になる。早朝に子供が起きたら起き、子供の機嫌がいいタイミングをみて家事、ぐずったら中断、要求されれば抱っこ、子供の体力を削るための時間の遣い方を考え、買い物は昼寝のタイミングと被らないように。寝かしつけを終えて洗い物をするため台所へ行くと、待ってましたとばかりに猫が来る。猫にかまう。家事を片付け、さてお茶でも飲むか、と再び台所へ行くとまた猫が来てかまえかまえと言う。ようやく自由時間、と思うと夫がもう寝るから電気を消したいと言う(夫は居間で寝る)。

具体例が異様に長くなったが、ああもう生きてるのめんどくさい、と思うのはこういう時だ。なにひとつ自分のペースで行えないというのは本当にストレスになる。常に自分以外の何かのタイミングに合わせて生きるというのは、本当に、めんどくさい。

 

その場その場で誰かに合わせて動くことと、納期的なものがあることとでは、同じタイミングの問題といってもまったく意味合いが違うけど、そんなことを、タイミングの話で思い出した。たまにはゆっくりごはんを食べたい。好きなタイミングでブログを書きたい。まあ似ているといえば似ているか。

 

とはいえ今後もタイミングが合えば七十二候の話もすると思います。と同時に、他のことも書いていけたらいいな…いけるかな…。

以上です。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

木のうろに誰かが貯めたどんぐりがタールのように溶けてゆく夏


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毎日めちゃくちゃに暑いですね