2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

土脉潤起(それから獺祭魚)

土脉潤起、つちのしょううるおいおこる。 雨が降って土が潤いはじめる。二十四節気は雨水。これを書いている今日、関東各地でまた雪が降ったらしいけど、こちらではあられ混じりの雨で、パウダービーズのような白くてごく小さなあられがアスファルトの上をぴ…

魚上氷(めだかのめざめ)

間に合いませんでした。昨日までの七十二候、魚上氷やります。 魚上氷、うおこおりをいずる。水がぬるみ、割れた氷のあいだから魚が跳びはねる頃、とのこと。 跳びはねる、とはまたずいぶんと陽気な感じがする。ヒャッホウである。トビウオのように飛翔する…

黄鴬睍睆(とりとめない鳥の話)

今日まで? 明日までかな? 黄鴬睍睆、うぐいすなく。ウグイスが鳴はじめる頃とのこと。 春告鳥、うぐいす。本州では2月下旬から3月上旬に鳴きはじめることが多いらしいので、この時期に鳴いていたらちょっとせっかちさん。 「迷いながらだっていいから歩こ…

東風解凍(春のよろこび)

東風解凍、はるかぜこおりをとく、春風が氷を融かしはじめる頃。まさに立春、というストレートさ。新年という感じで気持ちがいい。 先日の大雪はほとんど解け、日陰にわずかに残るのみとなった。晴れてきらきらと雪が解けていくのを見ていると、春だ、と思う…

鶏始乳(にわとりと夜明け)

いつもいつも候の最終日や翌日なので、ここらでペースを整えたい! と前回記事アップ後すぐに書き始めたのにこの始末(候の最終日に更新)です。なぜか全然頭が回らなくて、書きたいことは決まっているのに文章にならない。なので今回の記事はいつもに増して…