2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

神様と自由と私

前回、「短歌の目」に参加させていただいて、気づいたことなど。 前回の最後にも書いたように、数年前に作った歌には、神様、あるいは自由、という言葉が頻繁に出てくる。 まず、神様について。 神様の城のふもとに住んでいた怖いものなどなにもなかった 私…

短歌の目12月(神様の城)

短歌の目12月、今回も参加させていただきます。 1. おでん 染まらないのは美しく寂しいことだ はんぺんの白がおでんに浮かぶ 2. 自由 欲しいのは音楽とかぎりない自由 紅いあじさいベランダに置く 3. 忘 大昔忘れてしまった約束も思い出せぬまま母になります…

あのころ作った歌、2008年前半

今月も「短歌の目」に参加させていただこう、と思うのだけど、まったくもって、するりとは出てこない。 かつては毎日のように作っていたのに。 たぶん、今よりも体の中に五七五七七のリズムが自然にあったのだと思う。 ということで、それを取り戻すべく、図…

いまさらながら紅葉

先週末、近所の禅寺に紅葉を見にいってきた。 去年はちょうどピークの時期に行くことができて、今年も同じタイミングを狙ったのだが、残念ながらもう終わりかけだった。 ここは赤い紅葉が多いのが魅力なのだけど、赤いもみじは枯れはじめているものが多く、…

ついでに昔の歌と、記録すること

ここ数ヶ月、ふと思い出したように、妊娠したのだから今しか詠めない短歌を、と考えていたのだが、これがまったく浮かんでこない。 そんな時に「短歌の目」をたまたま目にして、作った歌は、やはり妊娠とも出産とも家族ともなんの関係もないものになった。 …