2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鹿と私の今年の終わり

年の瀬ですね。 七十二候、一昨日から新しい候に入っています。 麋角解、さわしかのつのおつる。鹿の角が生え替わりのために抜け落ちる頃、ということ。 このサワシカというのは奈良や宮島にいる鹿ではなく、北米や北ユーラシアにいるヘラジカのことらしい。…

乃東生と冬至

今、私の中で流行ってるので、今回も七十二候の話、と下書きでもたもたしているうちにクリスマスイブになってしまった。どんまいです(自分に) 一昨日の冬至の日から、乃東生、なつかれくさしょうず、という新しい候になった。 ぜんぜん読めない。 夏枯草、…

鮭、ふるさとへ

前回の記事から七十二候を追うようにしているのだけど、一昨日から新しい候(というのか?)に入りました。 鱖魚群、さけのうおむらがる。鮭が群がり川を上る頃、ということらしい。 おや? 北海道土産の木彫りの熊、彼らがくわえてるのは、川を遡上してきた…

おやすみくまさん

先日こちらを読みました。 まぬけなこよみ 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 大好きなのだ、津村記久子。 これは季節ごとの風物詩や祭りやモノや何やらにまつわる随筆集で…

こどもと季節

2月に産んだ子供が今月で10ヶ月になる。 晴れた日はほぼ毎日、子供と散歩に出かける。といっても子はまだ歩けないので抱っこなりベビーカーで。 夏はいろんな声の蝉が鳴き、黒、黄色、薄紫、青、いろんな色の蝶が舞い、草木も鬱蒼として辺りは生命の気配に満…