2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

葭始生(イネ科の切り傷)

もう遅れすぎて自分でもよくわからなくなっていますが、一応順番通りに追っていきます。もう3日ほど前に終わっていますが、二十四節気の穀雨の初候、葭始生、あしはじめてしょうず。葦が生えはじめる頃。前回の虹始見に続いて、はじまるシリーズですね。 葦…

虹始見(誰かと見ること)

このところ子供の夜泣きが激しく、日中の過ごし方もいろいろ思うところあって、「不測の事態が起きない限り続ける」宣言をしたばかりですがしばらくお休みします、とご報告するつもりで記事編集画面を立ち上げたところで、ああーでもやっぱりもう少しがんば…

鴻雁北(いつか見たはずの)

鴻雁北、こうがんかえる。雁が北へ渡っていく頃。雁、は「がん」であり「かり」、どちらも同じものらしい。ツバメが来たかと思ったら雁が去っていく。ツバメは南で越冬して日本で子育てするが、雁は越冬のため日本に来て、北に帰って子育てをする。つまりツ…

玄鳥至(一候遅れ甚だしい)

また間に合わずに次の候になってしまった。 玄鳥至、つばめきたる。ツバメが南から渡ってくる頃、が昨日で終わりました。 何を書こうか、ツバメで検索してあちこちのサイトを読み漁っていたのだけど、ツバメの文字を見すぎてツバメなんだかシバメなんだかわ…

雷乃発声(遠くで呼んでる)

雷乃発声、かみなりすなわちこえをはっす。遠くで雷鳴がきこえる頃、ということだが、遠くとは。日本じゅうどこにいても遠く? そんな場所があるの? 空の上? 春の雷は、寒冷前線が通過する際に、南からの暖気が勢いよく流れ込んでくると発生するらしい。冬…