短歌の目1月(どうして星が)
短歌の目1月。今月も参加させていただきます。
題詠 5首
1. 編
編み込みも大人になればできるはずだった 優等生のはるちゃんみたいに
2. かがみ(鏡、鑑も可)
いつのまに鏡の世界をあきらめて生きていくこと決めたのだろう
3. もち
雪の日はおもちもちもち二個入りをひとりじめする 内緒にしてね
4. 立
ぶすのうえ気立てもわるい 息を止めどうして星がこんなに見える
5. 草
草の名は知らずめずらし花の咲く ひとりぼっちを許す青空
テーマ詠
テーマ「初」
もうすぐでふたつのいのちは分かたれて初めてに満ちた日々がはじまる
暗闇に十月十日を泳ぎきり君は生まれる ようこそ世界